投稿

第7回授業

イメージ
 今回はclasで展示作業をしました。いよいよ展覧会が始まるのだと実感が湧きます。 栗田先生の指示のもと,作品やパネルの設置,照明器具の取り付けなどを行ないました。 作品を設置する際には,メジャーで長さを測って均等に並ぶようにします。整然と並んでいる作品は,より魅力的に見えますね。 脚立に登って照明を取り付けたり,金槌を使って釘を打ち込んだりと,慣れない作業も多く苦戦する部分もありました。学芸員の仕事には器用さも必要なのかもしれません! 皆で協力して,無事に作業を終えることができました。 お疲れ様でした!

“表現する側”としての展示と“作品を守る側”としての展示

  一口に展示と言っても,私は“表現する側”の展示と“作品を守る側”の展示があると思う。私は昨年,名古屋大学写真部で写真展を統括する立場にあった。この時は自作や常に顔を合わせる部員の作品を展示し,“表現する側”として展示を行っていた。対して本職の学芸員は,自分の作品を展示するのではなく “作品を守る側”として他者の作品を展示していると言える。 両者の最も大きな違いは,展示するのが自分の作品か否かという点である。自作の意図や制作背景は完全に理解でき,自分に近い立場の人の作品も近い状態になり得る。しかし学芸員は,他者の作品を展示し,時には故人の作品を展示する。作品へ理解が不十分だったり,作品が劣化し作品への理解に支障を来したりした場合,作者の意図を汲んだ展示が出来ない可能性が生じてしまう。 翻って考えると,作品・作者への理解を補うのが研究であり,作品を元の姿で維持することが保存と修復の役割だと言える。展示こそ学芸員の見せ場だと思いがちだが,良い展示(少なくとも作者の意図を汲んだ展示)を行うには,展示以外の業務こそ学芸員の重要な役割だと,性格の異なる 2 つの展示を経験し,改めて考える。   S.T

広がる体験型アート

  みなさんは体験型アートというものをご存知ですか?まるで自分が芸術作品の中に入り込んでしまったかのような体験型アートは意外とみなさんのすぐ近くにあります。   たとえば、名古屋市科学館で行われていた「チームラボアイランド踊る!アート展と、 学ぶ!未来の遊園地」ではいろとりどりの光の中というアート空間で、鑑賞者ひとりひとりの動きで次々に変化を見せる作品がいくつも展示されていました。 他にも過去、名古屋城で開催されていた「チームラボ 浮遊する、呼応する球体 - 名古屋城」では、会場に設置されたいくつもの光の球体が、人が叩いたり、何かにぶつかったりすることで色を変え、呼応するように変化するといったアート作品を体験することができました。   美術館や芸術作品は敷居が高いと思っているみなさん、アート作品があるのは美術館だけではありません。身近なアート体験からぜひ芸術作品の世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?それではよい芸術鑑賞体験を!   A.K

芸術祭と対話型鑑賞

 日本には多くの芸術祭がある。それらは多くの作家が集まり、芸術家同士の関わりだけでなく、芸術を研究し、愛する人たちの交流の場にもなっている。さらには地域おこしの場として多くの観光客が芸術祭を契機に訪れている。芸術祭では教育普及活動も行われ、ボランティアの協力も得ながら対話型鑑賞プログラムが行われている。   〇大地の芸術祭 新潟県で 2000 年に始まった大地の芸術祭では 2021 年秋の段階では今後の活動強化に向けて大地の芸術祭サポーターであるこへび隊が対話型鑑賞プログラムの研修を行っていた。   〇あいちトリエンナーレ 2019 年に行われたあいちトリエンナーレでは、千人を超えるボランティアに充実した研修を行うことにより対話型鑑賞プログラムを行っている。名称の変わった次回の「あいち 2022 」でも対話型鑑賞プログラムが行われる予定で、現在ボランティアを募集している。   〇瀬戸内国際芸術祭  2022 年に五回目を迎える瀬戸内国際芸術祭であるが、 2019 年の開催時には一日だけではなく 2 日間かけてアートツアーの一環として対話型鑑賞ツアーが行われた。     参考文献 大地の芸術祭「対話型鑑賞プログラム」参加者募集 ( https://kohebi.jp/news/seminar_0915/ )                                                                 ...

網走監獄 簡単な現地レポート

イメージ
筆者が所属するサイクリング部では、毎年 8 月に北海道を 9 泊 10 日で一周します。その道中で必ず寄る人気スポットの一つに「博物館 網走監獄」があるので、ここで紹介致します。 網走監獄は北海道の北東部、知床半島の付け根に位置する網走市に位置します。市街地の中心から 4km 離れ、名古屋大学の山の上の坂にも匹敵するキツい坂を登ると到着します。明治時代の網走刑務所を保存公開する野外歴史博物館で、敷地面積は約東京ドーム 3.5 個分に相当する一方、入場料は大人で 1100 円、学生で 770 円と割安感があります。筆者が所属するサイクリング部では、毎年 8 月に北海道を 9 泊 10 日で一周します。その道中で必ず寄る人気スポットの一つに「博物館 網走監獄」があるので、ここで紹介致します。 ←自分の自転車。網走監獄の入り口前にこの石碑があった。 この博物館は、明治の網走刑務所に収監された囚人の生活風景や、その囚人が北海道の開拓へ大きく貢献したことを私達に伝えています。特筆すべきことは網走刑務所の建設目的であり、それは対ロシア防衛の最前線に位置する網走へ繋がる道路を囚人によって開拓することでした。その労働環境はとても苛酷で、「タコ部屋労働」の語源にもなったといわれています。「博物館 網走監獄」はそうした囚人達の努力や悲劇、それが今日の北海道の生活の礎であることを教えてくれます。是非とも足を運んでみてください。 文責:S.T   ←明治期に囚人達が農業をやっていた風景を再現。囚人達は食糧を自分達で育てていた。 独房 。↓

郷土の芸術家 北川民次

イメージ
 今回は愛知県瀬戸市にゆかりのある芸術家,北川民次についてお話しします。 北川民次は 1894 年静岡県生まれ。ニューヨークで絵画を学んだ後,キューバやメキシコに渡りました。絵画制作の一方で野外美術学校にも関わり,美術教育に尽力しました。 1931 年にはタスコの野外美術学校の校長に就任したとされています。 民次の作品は,日本の風土とメキシコ芸術を融合させた画風が特徴的です。   1943 年に妻の実家である瀬戸に移り住んで以降,瀬戸を題材にした作品も数多く残しました。 瀬戸市安戸町には, 1970年ごろまで使われていたというアトリエが残されています。 アトリエの様子 (画像引用元: http://seto-guide.jp/setostory/setomono/tamizi ) 絵画のほかに陶壁制作も手掛けており,瀬戸市立図書館には北川民次の陶壁が描かれています。 瀬戸市立図書館の外壁 (画像引用元: https://setopedia.seto-guide.jp/ ) 北川民次は今でも市民に愛され続けています。 みなさんも,ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 文責  A.S   参考文献 ・北川民次 :: 東文研アーカイブデータベース – TOBUNKEN https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10035.html ・生誕 120 周年記念・瀬戸市美術館特別展「北川民次展」 http://seto-cul.jp/information/index.php?s=1434501223 ・北川民次・北川民次アトリエ | 愛知県瀬戸市歴史文化基本構想 http://seto-guide.jp/setostory/setomono/tamizi

テスト

イメージ
 2022/1/10 木曽福島開田高原ラン スパイクタイヤを履いた上での発の雪道ラン。 御嶽山めちゃ綺麗だった。